絶好調BOS vs 復活マレーのSAS

開幕から6-1と東でトップを独走してスタートダッシュを決めたBOS。

開幕前、なんとなくBOSは今季勝てないかなと思っていたけど、よく考えたらカイリーとベインズ、ホーフォードが去ったけどウォーカーとカンターがいるもんね。戦力がそこまで変わらない以上にBOSにフィットしていなかったカイリーより良いかもしれない。若い選手と名脇役とオールスターガード、なかなかバランスが良いチーム。

対するSASもほぼ戦力変動はありません。マレーが怪我から復帰したくらい。

しかしマレーに自分は期待しています。怪我前も将来性あるバスケをしていた。SASにもよく合うプレイヤー。ちょっとガード過多かな?とは思うけど、ポポビッチのPT管理で良いシーズンを送るのではと期待。安定感はあるけど爆発力がないといった所感。

両チームともチームの核は変わっていませんので、開幕からしっかりとゲームプランを完遂することが求められます。

game report

開幕からジェイレンブラウンが全開です。ここまで上出来でなくても良くても今季は復帰してから調子が良いっぽいのでこのまま安定した活躍が出来るとチームも強いですね。

その勢いに乗ってBOSのシュートが良く入りますが、それ以上にオフェンスのクオリティが高いです。勿論SASもしっかりとしたセットからシュートで終わることが出来ていて、クオリティのレベルは同じなのですが、BOSの方がイージーシュートのハードルが低いです。BOSの選手では難なく決めるシュートもSASの選手だとタフに感じる。ただ純粋にタレントの差です。

それに対しSASはディフェンスを変えることはありません。こういうシュートがアホみたいに入る確変の日に対峙してもやることが変わらないのがSASの良いところであり悪いところでもあります。

これはDENにも言えて、若いチームのくせにひたすら淡々と攻守をこなすんだよね。SASはオフェンスに関して言えばミルズやベリネリと勢いのある選手がいたりして、それに助けられる試合も多いですが、DENに関しては本当に全員が淡々とこなすだけ。

昨季のDEN vs SASは良かったですねえ。どっかんどっかん点が入って熱いわけではなく、お互いが課題を出し合い、解答し合い、クールに熱いシリーズでした。現代バスケではなかなかお目にかかれないシリーズだったのではないでしょうか。

1Q終盤にホワイトが出てくるとチームに活気が戻ります。この選手を忘れていた。ポポビッチの秘蔵っ子。先ほど触れたシリーズでも彼が爆発してかっさらった試合もありました。こういうサプライズを起こせる選手は重宝されます。

しかし大当たりのBOSに対する施策はないまま39:30で1Q終了。

ぼけーっと見ていますが、まったく変わらないんですけど。書くこと無さすぎですが。特に何も起こらずそのまま試合が終わってしまいました。

このブログで詳細にゲームの流れを記述している理由として、ハイライトでNBAを楽しんでいる方にもそれを知ってほしいからです。1試合見るのは時間もかかりますし、お金をかけてサブスクするほどの熱意はなかったり、学生でそんなことできないという人もいると思います。

そこでこのようなレポートを見ることで少しでもNBAの奥深さが伝わればと考えています。自分もそんな深く理解できているとは言い難いですが一助となればとの一心です。

勿論熱狂的なファンの皆さんもこの後の講評に関してなどこれは違うんじゃない?と感じたら指摘していただいて構いません。どんどんNBAにハマっていきましょう。

BOS 講評

そんなこんなで今回も2チームの所感を。

BOSは若手のゲーム理解度が増してきたことによる安定感と、スキルの成熟による爆発力が開幕の好スタートの要因かと。テイタムは相変わらず非効率なエースムーブを続けていますが、BOSは彼のそのムーブを許しているようですし、現状勝てているので今後に期待ですね。

この試合はブラウンが大当たりしてそのままゲームセットでしたが、そのままゲームセットにしてしまうのがチームの安定感によるものであります。彼は今季復帰してから良い成績ですが昨季も浮き沈みが激しかったです。これが真の実力なのか、ただシュートが当たっただけなのか、楽しみなシーズンになるでしょう。

ケンバもオフェンスの良いスパイスとなっています。このHCはサイズの小さいPGをオフェンスで活かすのが上手いですよね。IT然り。またそのようなPGがディフェンスで穴とされにくいのが他選手のディフェンス力の賜物です。

IT時代はプレーオフで完全に狙われてしまいましたが、それをどう解決するか。レギュラーシーズンからも考察することもある程度可能でしょう。引き続き追っていきたいチーム。

SAS 講評

この試合では特徴が悪い方向に作用したようです。特にオルドリッチがたったの3点。勝てるものも勝てません。彼にボールを集められなかった感じがあります。BOSがハイペースのゲームを展開するに対してSASはコントロール出来ませんでした。その役割がマレーなのでは?と思ったのですが、ハイペースなゲームに全員が巻き込まれました。

ハイライトでデローザンやホワイトなどのプレーが良く出てくるかと思いますが、点の取り合いでのハイライトフィルムなのでSASの狙いとはかけ離れているでしょう。

唯一のポジティブな点は3P%。46.7%と素晴らしかったです。BOSの序盤の大当たりに引っ張られた以上にシューターのセットがよく機能していました。3Pを嫌うポポビッチですが必要となったら打つチームのルールは確実にフリーで打てるということ。量より質で勝負するSASの本質が反映されていました。

バスケ少年に贈るTips

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今回PICK UPするのは大活躍のジェイレンブラウン!

まだまだ粗削りな彼ですが、だからこそ参考になる部分も多い良い選手です!

ということでこの試合の彼のハイライトをチェック!

Jaylen Brown Highlights

PICK UP

そして今回取り上げるのはそんなブラウンのユニフォーム!

ボストン生え抜き選手でまだまだ伸びしろのある若手のジャージをチェック!

Tシャツなので日常的に着ることができます!

Jaylen Brown T-shirt